下のエントリにあるように、アキバへ行くついでに鉄ちゃんしてきました。今回の目的は、来年3月で廃止が決定した東京と静岡を結ぶ特急「東海」の乗車です。まずは時刻表とにらめっこ、静岡-三島間は新幹線を使い、上り2号に三島から乗車することにします(理由は後述)。
静岡駅で東海2号を見送り新幹線の改札に向かったら、関ヶ原付近の降雪の影響で5~8分の遅れが生じているとの事。これはマズイ。予定では三島駅での乗り継ぎ時間は6分なので間に合わないと判断、東京まで新幹線で向かいます。東海号は折り返しの下り列車に乗車することにしました。
予定より早く着いてしまったので、久しぶりに常磐線我孫子駅の駅蕎麦を食べに行きました。ここのお勧めは「唐揚げそば」(2個入り\380)です。
握り拳と同じ大きさの唐揚げが2個も入っていて、インパクト大です。正直言って蕎麦自体は美味しくないし、コテコテなので食べた直後はもう十分と思うのですが、しばらくするとまた食べたくなってしまう、まさにB級グルメの典型例です。
お腹を満たした所で、アキバに到着。本日よりコミケが開催されているせいか、思ったより混んでいませんでした。早速、駅前の駐車場にイタ車(=痛車:イタリア車に非ず)を発見。
その後下のエントリの通り買い物をしてきたのですが、以前と比べて廻る店の数が格段に減りました。思えば5年ほど前、川崎に住んでいた頃は毎週の様に通っていたのに最近は2ヶ月に1回のペースで充分足りています。自分の趣向が変わったのか、アキバの街が変わったのか・・・多分両者だと思います。
そして本日のメインイベント、特急「東海」です。東京16時発の東海3号に乗車しました。
ここで切符に注目。東京-三島(在来線自由席)と三島-静岡(新幹線自由席)の特急料金の合計は¥1630。東海号に東京から静岡まで乗りとおす場合の特急料金は¥2100(自由席)なので、¥470の節約になります。
これは割引をフル活用した結果で、具体的には
1.東京-三島間の在来線はB特急料金といって、東京-静岡間のA特急料金より割安である。
2.新幹線の隣接駅間の自由席特急料金は¥840。ただし新富士駅は制度発足後に出来たので、三島-静岡間は特例で¥950である。
3.新幹線と在来線を当日乗り継ぐ場合、在来線の特急料金は半額。
上記3件が適用されています。鉄ヲタならば全区間乗れよ、と言われそうですが特に思い入れのある列車ではないのでw雰囲気だけ味わってきました。
東京出発時に6割、横浜で9割位の乗車率でした。これだけ乗っていて何故廃止なの?と思いましたが、年末であることに加え同業者もちらほら見受けられたので、今日は特別なんでしょう。そういえば、10年前に当時急行だった東海号が特急に格上げになると聞いて最後の急行型グリーン車に乗車したのも、年末休暇初日で結構混雑していたのを思い出しました。
私は東海号に使用されている373系という電車は割りと好きなのですが、一部ファンの間では評判があまりよくありません。デッキの仕切り扉がないとか、夜行快速「ムーンライトながら」に使用されているせいもあって特急としての風格に欠けるとみなす人が多いようです。
もっとも一般の利用客にとってはどうでもいい問題で、実際には利用しにくいダイヤ・区間によっては割高な料金体系をJRの消極的な姿勢(長距離は新幹線に誘導したいJR東海と慢性的な混雑から普通電車を増発したいJR東日本の思惑が一致)により放置された結果、というのが大勢の意見です。
ともあれ伝統の列車名「東海」が消えてしまうのは、少し寂しいなと感じました。
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